[2008年6月八戸]
八歳の子が作った詩らしい (『天の瞳 少年編Ⅱ』灰谷健次郎 より)
「きんぎょばち」
きんぎょばちに 入っているきんぎょを
よこからみると大きくみえる
上からみるとちいさくみえた
どこから見たら
ほんとのきんぎょにみえるだろう
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右から見える金魚が本物だったら、上から見える小さい金魚は何者だろう?
上から見える小さな金魚が本物だったら、左から見えるきんぎょは何者だろう?
私が見ているものは「本物」といえるのかな?
ただひとつの姿しかないと言い切ってしまうことは、少し寂しい気がしますね。
でも、もうひとつ。
本当にきんぎょがそこにいるのか、ということも問題にしていいのかもしれませんが・・・。
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