2007年10月1日月曜日

沖縄で見た景色







今日の朝刊一面で 沖縄の県民大会の記事を読んで http://www.okinawatimes.co.jp/day/200709301300_01.html


NHKで沖縄の「お笑い米軍基地」ドキュメンタリーを見て http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html


夏休みに行った沖縄で見た景色を思い出しました。


夏休みの沖縄旅行。


どうせ一人だし ということで バカな私は 那覇から宜野湾市の普天間基地へとチャリで向かったのでした。


多分 2時間30分くらい。


炎天下のなか坂道だらけで降ったり登ったりを繰り返し、


もう帰れないんじゃないだろうか、 なんでバイクを借りなかったんだろうとめちゃめちゃめちゃめちゃ後悔しながら基地までたどり着いたのでした。


フェンス越しに見る基地は、なんともつまらなくて、 あぁ・・・なんか起こんないかなぁとちょっといけないようなことを考えながらひたすら坂道を登ってました。


そんなときに


なんか墜落するの!!???


ってくらいとりあえずめちゃめちゃでっかい音で 飛行機が頭上を過ぎていって


いや


かなりびっくりしてしまった。


米軍飛行機でした。


これは・・・・住めないわぁ・・・と思ったりしながらやっぱりひたすら坂道を登りました。


2004年8月に沖縄国際大学にヘリが落ちた現場へ行ってみると おぉ・・・基地反対のポスターなどなどがあるあるある・・・・。 とりあえず夏休み中の大学に侵入して、 警備のおじちゃん(めっちゃ優しい♡)と事件の話を聞いたりしながら サークル棟へ~。


ふむふむ 大学の自治会が新聞出したり基地問題にかかわってるなぁという情報を入手し自治会ドアをノック!!!


突然の私の登場に部屋にいたお兄さんはびっくりしてたけど、いろいろ資料もらったりちょっとだけお話。


そのあと人気のタコライスやさんへいってとりあえず資料を読みながら休憩。


タコライスじゃなくてタコスを選んでしまって、あぁ・・・間違えちゃったよぉってへたってた気がする。 っていう様なことをしていた日がありました。 (この日は那覇に帰ってから友達ができて、クラブ行ったり夜中にビーチ行ったり飲んだりと朝まで遊んでたっていう、今思うとかなりすごい日だった)


宜湾市は車なら那覇からきっと30分くらい。


自転車だったら別だけど、結構那覇から近いところにあるこの町は、那覇の国際どおりとは雰囲気が全然違います。


NHKの↑で紹介した番組の中でも沖縄の人が感じる「国際通り」の異様さ、違和感を語る場面があったけど、 確かに、国際どおりは那覇のメインストリートで、若者が集まって、でっかい人形がたくさん道においてあって、活気があって夜中までやってて元気がいいステキナところだったけど、 きっと沖縄に住んでいる人にとっては、現実味のない街なのかもしれない。


いや、国際通りを批判してるんじゃなくて、 観光地ってきっとどこもそんなもので、特産物とか観光名所って地元の人の生活とは全然違うのはきっと当然。 (っていうか、私、国際通りめっちゃ好きです♡) 石川出身の私も、観光客だらけの100万石パレードとか、意味わかんない社でとりあえず立派になった金沢駅を見て、他人事みたいに「へぇ~」と思ったりするしね。 華やかにみえるものの裏にあるのはとても暗くて、でも実際にある現実だったりする。


・・・もらった資料を読みながら私が感じたのは、 編集者たち(もしくはそこに文章を載せた人)の米軍への怒りや憤り。 過剰すぎやしないか、と思うくらいに暗くて複雑で 私は実のところ少しひいてしまった。 同時に、ほんの少し前までパスポートがなければ行くことのできなかったこの島の問題は、きっと今の私にはまだまだ理解しきれない。 朝刊を読みながら、 集まった11万人の人々の思いを考えながら、(ちょうどその公園でも休憩した★広かった~) 夏休みに見てきた沖縄を思い出しました。
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