2008年6月15日日曜日


「まーきー!!」

就活がはじまるまで活動していたアデジャパの先輩からさっき突然電話が鳴りました。

私:「は、はい・・・」

最近何の活動もしてなかった私は、少し後ろめたい気持ちで電話を取りました。

「去年、ガールスカウトで話をした高校生が
 今日、ふぉーてぃーにきてくれたの!!!!」

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昨年、ガールスカウトで性教育講座をしたことがありました。
比較的、年の近い大学生が、
中高校生のガールスカウトに
エイズのこと、性のこと、そして自分の体を大切にしようっていうことを話してきました。

先輩は中学生に、私は高校生に、講義をしました。

今日、私が話した高校生の女の子たちが、
先輩がスタッフとして働いている池袋エイズ知ろう館(通称ふぉーてぃー)に
きてくれたというのです。
彼女たちはこれから自分たちも活動したいといっているということでした。


ぐわって胸の奥が熱くなっていく気がしました。
ちょっとだけ、目頭もきゅっと鳴りました。


ぶっちゃけ、私の講義は最低でした。
今まで講義をしたこともなく、
時間ぎりぎりまで先輩と打ち合わせをして、
顔も真っ赤になって、
早口になって、
時間もおして、
なにより女の子たちの反応があんまりよくない気がして。

「結局、何にも伝わってないじゃん」

帰り道、空にそう独り言を言いながら、私の力のなさを悔やみました。

そのこたちが、今日来てくれたのです。
少なくとも、あの講義の時間、私は何かを伝えることができたのです。

その思いとは私が意図したものでなかったかもしれません。
でも、なにかしら私が講義をする意味があったのです。

彼女たちがこれから、エイズについて考えたり、
友達に話をしたり、もしかしたら大学生になって活動をしたりって言うことがあるかもしれない。

すごく熱い感じがのどの奥でするのです。

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「本当にうれしくて伝えたいと思ったの」

先輩(?)に言われて、思わず微笑んでしまいました。

いや、本当に、実はまず最初にこの方に感謝を述べたいですよ。
なんで?って言われたらなんだかわからないけど、(汗)
う~ん・・・すごく彼女が伝える喜びを私に教えてくれたと思うからかな。

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