2008年6月7日土曜日

ちち

                                   (2006年夏)

昨日、っていうかさっきまでの6月6日は父親の誕生日でした。
「あ・・・、なにもしてない、やばい・・・」

と思って父の好きなアロハシャツ型のメッセージカードを送ってみました。
電話もしてみました。


ナントナク、
中学生時代以降父親と話すのは苦手です。
というか彼自体が苦手なのです。



勝手で、何でも自分の論理で押し込めて、頭もよく知識もあるから
いつも言いこめられる。


苦手なのです。
いつも避けよう避けようとしてきました。

高校生のときに、突然東京の大学へ行きたいと言い出した私に、
「お前はすぐ人に流されるから、東京の大学に行ったら
きっと東京で就職してしまうんだろうな。」
と、いやみをいわれて、


(なるほど、そうしよう。・・・絶対、家になんて帰るもんか。)
と心に決めました。


でも、実はわかってるんです。
父が苦手なのも、
父から離れたくて東京へきたのも、
父をかなり意識しているから。
うーん、あんまり言葉にしたくないけど、尊敬しているから。
絶対負けたくないと思いつつ、彼の存在を越せないことを認めたくないから。



最近、かなり私のことを話すことができた新しい友達に、
「君の壁は父親だね」 といわれたけれど、

うん。
知ってた。
って感じだし、なんだか当てられてうれしかった。
って言うか思わず泣いちゃったよ。

むーー

とりあえず、
お父さん、お誕生おめでとう。
実家に帰るたびに歳をとっている姿が目に見えるので、
父も歳をとるのかぁ・・・と実はビックリしています。
長生きしてください。

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